樫原工房準備室

「らくらく自転車マップ」販売中です。樫原工房はいつ起業できるのだろうか。

HTMLメールの作成

私は普段出版社に勤めてるので、Web系についてはたまにホームページ作るぐらいで素人に毛が生えたレベルですので、間違いがあるかもしれません… と前置きを書いておいて。

先日、ホームページの作成などを紹介していただいてる東京の知人から電話がありました。

HTMLメールの作成を手伝って欲しいと。htmlファイル自体は、イラレのデータから書き出していて、それにリンクを付けたいとのこと。簡単に言えば、ひとつの画像に複数リンクを貼るということだ。

ああ、これは「クリッカブルマップ」を使えば簡単だなと思ったんですが…

意外と面倒くさかったのでメモ代わりに。

まぁ、htmlファイル自体は簡単にできたんですよ。

でもですね、htmlファイルをどう送信するのか納品するのか、そしてどう表現されているかなんですよね。

まず、送信方法。

htmlそのものの納品ならラクなんです。でも、クライアント側がhtmlファイルをどうhtmlメールとして送信していいか分からない場合は、「HTMLメールそのままで送ってください。転送しますので」となるんですよね。

ここです問題は。

  1. どのクライアントを使ってHTMLメールを送信すればいいのか
  2. 画像のリンクをどうするか
  3. 転送する時に「クリッカブルマップ」の記述が消える… 

とりあえず1について、Gメールはダメだということは分かりました。

「リッチテキスト形式」はありますが、HTMLソースからというのは無理のよう。ほかのWebメール系はHTMLソースからは無理っぽい。出来そうなのが「Outlook Express」や「Edmax」などクライアントソフト。

とりあえず1について、

Gメールはダメだということは分かりました。「リッチテキスト形式」はありますが、HTMLソースからというのは無理のよう。ほかのWebメール系はHTMLソースからは無理っぽい。出来そうなのが「Outlook Express」や「Edmax」などクライアントソフト。

まぁ想定内。

そして2、画像のインクをどうするのか。あんまし添付ファイルという形はおすすめできない。私が重い画像添付、それが広告メールとかだとイラッとくる。出来れば、画像はリンクの形でどこかWebスペースにおいておきたい。また、添付だとhtml内のリンク指定がどうなるのか怖い。添付されることで見えなくなりそう。その点絶対リンクは安心だ。

まぁこれも想定内。

そして3だ。転送。これです。最初、リンクが死んでると指摘を受けたとき、「クリッカブルマップ」が原因かなと思ったが、話を聞いているとどうも違うっぽい。どうも相手先に到るまで、2度ほど転送が入っていたらしく、そこにWebメールが絡んでいたということが分かった。特に、Gメール、hotmailで転送すると、一度「リッチテキスト形式」として読み込んでしまうからか、HTMLの記述が変わってしまっていた。これは困ったな、転送する人にどのメールクライアントを使うのか指定しないとダメなようだ。Windows上で確認したところ(Macだとまた変わるんだろうが)、デフォルトで入っている「Outlook Express」で転送したら問題なかった。以後は、これを使うことにする。

そして4。見え方。Gメール。文字の色とかCSSで指定したのに無視されている… どうも独自CSSで読み込むようだ。これは注意したい。Gメールで見ると見え方が違いますよと、ひと言いっておかないと後から問題になるかも。全部画像なら問題ないんですけどね。なんかデジャブ感があるんですけど…

 

まぁ、あまり気にしてなかった分野なので勉強になりました。Web系の人にとっては当たり前のことなのかな?

 

以下は、参考になったページ。

http://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/104.html
HTMLメールの作成方法 | コリス
http://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/879.html
HTMLメールの制作時に気をつけたい9つのポイント | コリス
http://mocamoca.biz/blog/2008/10/dreamweaver-html-mail.html
DreamweaverでHTMLメールを作る方法 - モカモカ工房
http://inforati.jp/apple/mac-tips-techniques/internet-hints/how-to-make-a-html-message-with-mac-mail-app.html
Mac Mailで簡単にHTMLメールを作成して送信する方法 / Inforati
http://www.tokyocafe.net/slog/?eid=372
同報DMは、テキストからHTMLメールへ? 作り方と送信方法 | スモールビジネスのECサイト構築記

 

Amazon「売り伸ばし説明会」(京都)に参加 その1

10月25日(木)にAmazon「売り伸ばし説明会」(京都会場)とやらに参加してきました。

内容は以下の5点。

 

  1. Amazon.co.jpについて」「書籍市場のこれから」
  2. プリントオンデマンド(POD)
  3. e託販売サービス
  4. ベンダーセントラル
  5. Vineプログラム

 

事前にtwitter禁止や写真禁止、録音録画禁止などの注意事項があったのでブログでまとめてみたいと思う。私は京都会場に参加したが、平日午前ということもあってか50人ぐらいの参加。事前に出版者向けにFAXで募集。かつ1社2名までだからこんなものだろうか。

最初はAmazonと言う会社のお話、そして書籍と電子書籍の市場の話。このあたりはたびたびブログやセミナー等で聞かされた話なので面白い話ではなかった。まぁ前座といったところか。

ここから本番。プリント・オン・デマンド。事前に大阪DTPの勉強部屋のえむさんから話は聞いていたので、びっくりはしなかったが魅力的なサービス。うちの会社は少部数出版が多いので、特に紙とオン・デマンドとの併用が出来るといいかなと思った。

話によると、2011年の出荷実績は35,000冊だそう。現在は、週1,200冊ペースで印刷しているそうだ。完全受注サービスになるので常に「在庫あり」が維持できる。通常の書籍との併用も出来るようで、重版時期による在庫切れのリスクなどはなくなる。書籍との併用ではなく、電子書籍との併用が一番メリットがあるんだと強く押してました。電子書籍をあえて紙で読みたいという希望は多いようで、電子書籍先行なのに結局紙(オンデマンド)の方が売れているれもあるようだ。プリント・オン・デマンドのみとしても、通らなかった企画本のテストマーケティングにも使えるのではないかとのこと。プリント・オン・デマンドは、読者側が好きな判型で印刷できるよう。これ知らなかった。

ただしAmazonプリントオン・デマンドは、いろいろ制約があるようで、

  1. タイトル数の制約 年間50タイトル以上!
    (これ聞き間違っていて50点以下だと勘違いしていた… 同僚に指摘されて調べたら気がついた… 新規参入組きつくない?)
  2. 米国税庁への事務手続きを版元側で行う
  3. 初回3タイトルを同時入稿すること
  4. 入稿するデータ、PDFはファイル提出マニュアルに沿った“完全データ”であること。サンプルや色校は出さない。
    (強い… さすが外資… 印刷会社が言いたくても言えないことをさらっと言ってしまう…)
  5. スキャニングサービスを受ける場合は1回100タイトル以上
 上記を満たしてくださいねと。ただそれが難しい場合は、こちらにおわすSAR(ソーシャル・エイド・リサーチ)さんの手を借りてください。と側に控えていたイケメンのお兄ちゃん、いや違うSARさんが登場。
SARさんは、障がい者就労支援の会社を運営しており、その会社も活用しつつアマゾンPODのデータ作成なのどのサポートを行ってくれるそうだ。SARさんを使うことで、タイトル数は1冊から(1、3)、米国税庁への事務手続きも代行(2)、PDF作成もAmazon準拠にしてくれる(4)、スキャニングも1タイトルから(5)と、至れり尽くせりのサービスを有料で行ってくれるそうだ(笑)。う~ん抜け目ない…
説明会終了後に、製本サンプルを見せてもらったが、とてもしっかりしていて見た感じオン・デマンドとはわからない。カバーとか上製本はない?ようだが、サービスとしては成り立ちそう。PDFの入稿マニュアルも説明会後に前で説明されていた渡部さんに名刺交換の際にいただいたが特に問題はない自分で出来そうだ。米国税庁への事務手続きも頑張ればできそう。でも、タイトル数がなぁ… 新規参入組は厳しいでしょう50タイトルって。中小でも厳しいかも。なんとかならんですかねAmazonさん。タイトル数の問題だけでSARさんを利用するってのもなぁ。
長くなったので、「e託販売サービス」「ベンダーセントラル」「Vineプログラム」は次のエントリー(明日以降)で。「Vineプログラム」は正直びっくりした。いいのかこれ。
 
追記:
こんな意見も見つけた。完全同意。
2011-04-26 AmazonのPODは新規参入出版社にとってきつい
(言葉職人のデスクトップから)

関連URL:

2012年10月29日 いかにしてアマゾンでの販売を伸ばすか…
(まいど、日本機関紙出版です。)

 

11/14の勉強会は「Typomania vol.1 - デジタルタイポデザインを“もう一度”勉強しなおす会」

Facebookよりイベント(勉強会)の紹介が届いた。

https://www.facebook.com/events/123955471091768/
「デジタルタイポデザインを“もう一度”勉強しなおす会」
(Typomania vol.1)
日時:2012/11/14(水)19:00~20:30
場所:町家スタジオ
料金:講演会(19:00〜20:30):2,000円
   懇親会(21:00〜22:00):1,000円 

なんか、関西で文字系のイベントが動き始めましたね。「文字る会」「和文と欧文」をを始め、今回「Typomania」ですか。しかも一から勉強するというのは初心者が参加しやすい。地元京都と言うこともあって、応援したいですね。また、

こんなtwitterアカウントも。こちらも注目していきたいです。文字イベント最高!

とりあえず、参加する予定です。

京都駅西側(らくらく自転車マップ市内編)

前回は、京都駅の東側だったので今回は西側に。こちらも3パターン。

  1. 1号線(油小路通)を北上
  2. 猪熊通を北上
  3. 府道114号線を北上

まず1については、車通りが多くトラック、観光バス、タクシーなどがスピードを出しているので、車道から通り抜けるのはロードかスピードが出せるクロスでないと危険。選択肢としては歩道からとなるが注意が必要。北上する場合、左側(東)の歩道は階段になっている。しかも急な坂。両端にスロープのようなもの(ぼこぼこしている…)があるがこれを使って下りるのは危険なので止めておこう。となると右側(西)の歩道になるが、こちらも注意が必要。階段は無いが、自転車の通行量、歩行者の通行量が半端ない。そしてたまに自動車も紛れてくることもある。危険走行する学生や若者も多い危険な通路だ。

 2について、
猪熊通」ってなんやねん、とツッコミがはいりそうだが、
上記の道。すごく狭い。新幹線横断後は、細い一本道が交差。狭い割に車通りが多い、夕方だと学生の行き来も多い。東海道本線を通り抜けると、これまた歩行者や自転車の行き来が多い道と交差。以後北上すると生活道路なので走りにくい。大宮通か1号線に抜けると良い。人通りの多い道と交差はするが、1や3よりかは簡単に通行できる。なお、新幹線横断後、右手(東側)京都コンピュータ学院の南側には大きめの公園があるので休憩にはもってこいだ。
3について、
ここは複雑な箇所だ。まず、大宮八条の信号がややこしい。歩行者自動車分離型なうえ、大宮通の道路の真ん中に陸橋があって、でっかい中央分離帯のようになっていること。ゆえに東側西側は一歩通行となる。そのうえ、陸橋が邪魔で見通しが悪いので飛び出しがあるとさけにくい。自転車の通行としては車道を走る方がいい。北上の場合は、東海道本線を横断する手前の交差点に注意。右手左手からの車が結構多いので一時停止はもちろん、左右の確認も絶対に。ノーブレーキなんて危険な行為は止めよう。横断後は、左手に梅小路公園。道路沿いには時間制限付きの無料駐輪場やトイレもある。南に下る場合は注意が必要。歩道は途中で階段になっているので、車道を走るようにしよう。また右手(公園側)からの自転車、歩行者の飛び出しがあるので徐行運転を心がけよう。

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小路公園にはトイレや自転車駐輪場がある

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飛び出しに注

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大宮通

 さて、東側はどれを選ぶかだが、私は2をおすすめしたい。1の場合は歩道を、しかも道路の右手の歩道なのでこのまま通行できないのが難点。3はややこしいし見通しが悪い。2は危険ではあるが徐行運転なら問題ないし、簡単だ。

ちなみに、3の左側(西)は2キロぐらい進まないとJRを横断(北上)できない。しかもゆるやかに左カーブを描いているので、南に遠回りすることになる。これも注意したい。
京都の自転車通行で注意したいのは、京都駅周辺と桂川だ。横断を阻む川と人工物。次は、桂川の横断に触れたいと思っている。

京都駅東側(らくらく自転車マップ市内編)

今回は、京都の東側をどう抜けるのかである。3パターン考えてみた。

  1. 府道115号線を北上
  2. 河原町通を北上
  3. 高瀬川沿い、東之町にある通を北上

まず1については西から東に進むのであれば問題ないが、
東から来て西方面に行く場合道なりで進む(高倉通)と行き止まりになるため
コの字に進む必要がある。ロスがでかいか。
北上するにも、河原町通(東)か東洞院通(西)どちらかに抜けないといけない。
道路は車道であれば比較的スムーズ。カーブなので車は気を付けた方がいいが、スピードはそんなに出ていないので危険ではない。歩道は人が2人ぎりぎり歩ける程度。自転車で進むのはさけよう。線路の上の陸橋を走るので眺めはいい。一度は通りたい。 

2について、
河原町通を北上。これが一番楽かもしれないが、自動車の場合に限るか。車道を走ってもいいが、自転車用の道が側道に作られているので、車道が狭い。危険かも。自転車用の側道は歩行者兼用。自動車止めはあるが侵入はラク。ただし暗いのでスピードはあまり出せない。 階段とかはない。

3について、
東之町、いわゆる崇仁地区を横断する。昭和後期のような下町的な雰囲気のある土地柄。JRの陸橋(線路)の下を通ることになるが、その手前に入浴料が破格の260円で入れる「市立崇仁第二浴場」がある。車はあまり通らないので危険性はあまりないが、生活道路近いのでスピードは出せない。

さてどれを選ぶかだが、普通に考えて2だろう。ゆっくり走るなら3でもいいだろうし、東から西に抜けるなら1でもいいだろう。気分次第で選んでもいい。ただし、1の西側には京都駅があるので500メートルほど北側に渡れない。注意が必要だ。

ちなみに、鴨川沿いを走るサイクリングロードでも通過できる。こちらは、拙著『らくらく自転車マップ』を参考にしていただきたい。
http://katagihara.org/book/
https://itunes.apple.com/us/app/rakuraku-zi-zhuan-chemappu/id540677597?mt=8

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東側から見る京都タワーもなかなか乙だ。(上之町交差点より)

11/10の勉強会は「イラレラボ出張版」「プロに学ぶ10年使える画像コントロールクニック@Live」

http://study-room.info/dtp/dtp026/026-1.html
「第26回勉強会」(大阪DTPの勉強部屋)
Session 1 イラレラボ出張版 : Illustrator積極的に使っていきたい新機能Session 2 プロに学ぶ10年使える画像コントロールクニック@Live
日時:2012/11/10(土)14:00~18:45 [受付13:30~]
場所:ウインクあいち 小ホール2
料金:2,000円 

さて、次に名古屋の勉強会。用事が無い限りはほぼ毎回参加させていただいているが、今回のは特に気になる会。イラレラボ、カワココさんのIllustratorの便利なネタ、作業の効率テクニック。そして、こちらはお会いしたことがなく初聴講になるのですが、藤本圭さんの画像コントロールクニック。アルファチャンネルの使い方はよく分かっていないので楽しみ。いつも通り交流会→懇親会と出て、新幹線で京都に帰る予定です。

当日はよろしくお願いします。

11/16の大阪DTPの勉強部屋は「DTPの質問を募集してみんなで考えよう」

http://www.osakadtp.com/?p=1863
DTPの質問を募集してみんなで考えよう 第2回」(大阪DTPの勉強部屋)
日時:2012/11/16(金)19:30~21:00 [受付19:00~]
場所:クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町
料金:ワンコイン(500円)

さて、大阪DTPの勉強部屋 隔週勉強会の案内が届きました。11月2日にも質問コーナーがありましたが、今回はその2回目となります。質問は事前に受け付けているようです。名前は出さない(笑)のでとても安心。

質問者の名前は出さないのでどんな初歩的なコトでもOK。
こんな仕事はどうすれば効率よく出来るか、
こんなコトは出来ないのか等々。
事前にメールしていただいてもいいし、
当日会場で言って頂いてもいいです。
どんどん質問して下さい。

 前回は、アートボードの外にあるトンボ、バックアップの方法、見開きで奇数ページから開始したい、直したページだけInDesignのデータくれという厄介な要求、配置した画像がフレームより大きいものを効率的に抽出したい、あと和欧混植の組み方などなど。今回はどんな質問が飛び出すのか…

私は今回も参加する予定です。ペーパーボイス大阪の「PAPER FIELD -IRO IRO-」展(11/6記事)とセットで大阪に行こうかなと思っています。