樫原工房準備室

「らくらく自転車マップ」販売中です。樫原工房はいつ起業できるのだろうか。

京都駅西側(らくらく自転車マップ市内編)

前回は、京都駅の東側だったので今回は西側に。こちらも3パターン。

  1. 1号線(油小路通)を北上
  2. 猪熊通を北上
  3. 府道114号線を北上

まず1については、車通りが多くトラック、観光バス、タクシーなどがスピードを出しているので、車道から通り抜けるのはロードかスピードが出せるクロスでないと危険。選択肢としては歩道からとなるが注意が必要。北上する場合、左側(東)の歩道は階段になっている。しかも急な坂。両端にスロープのようなもの(ぼこぼこしている…)があるがこれを使って下りるのは危険なので止めておこう。となると右側(西)の歩道になるが、こちらも注意が必要。階段は無いが、自転車の通行量、歩行者の通行量が半端ない。そしてたまに自動車も紛れてくることもある。危険走行する学生や若者も多い危険な通路だ。

 2について、
猪熊通」ってなんやねん、とツッコミがはいりそうだが、
上記の道。すごく狭い。新幹線横断後は、細い一本道が交差。狭い割に車通りが多い、夕方だと学生の行き来も多い。東海道本線を通り抜けると、これまた歩行者や自転車の行き来が多い道と交差。以後北上すると生活道路なので走りにくい。大宮通か1号線に抜けると良い。人通りの多い道と交差はするが、1や3よりかは簡単に通行できる。なお、新幹線横断後、右手(東側)京都コンピュータ学院の南側には大きめの公園があるので休憩にはもってこいだ。
3について、
ここは複雑な箇所だ。まず、大宮八条の信号がややこしい。歩行者自動車分離型なうえ、大宮通の道路の真ん中に陸橋があって、でっかい中央分離帯のようになっていること。ゆえに東側西側は一歩通行となる。そのうえ、陸橋が邪魔で見通しが悪いので飛び出しがあるとさけにくい。自転車の通行としては車道を走る方がいい。北上の場合は、東海道本線を横断する手前の交差点に注意。右手左手からの車が結構多いので一時停止はもちろん、左右の確認も絶対に。ノーブレーキなんて危険な行為は止めよう。横断後は、左手に梅小路公園。道路沿いには時間制限付きの無料駐輪場やトイレもある。南に下る場合は注意が必要。歩道は途中で階段になっているので、車道を走るようにしよう。また右手(公園側)からの自転車、歩行者の飛び出しがあるので徐行運転を心がけよう。

f:id:tonybin:20121107080815j:plain
小路公園にはトイレや自転車駐輪場がある

f:id:tonybin:20121107080835j:plain
飛び出しに注

f:id:tonybin:20121107080902j:plain

大宮通

 さて、東側はどれを選ぶかだが、私は2をおすすめしたい。1の場合は歩道を、しかも道路の右手の歩道なのでこのまま通行できないのが難点。3はややこしいし見通しが悪い。2は危険ではあるが徐行運転なら問題ないし、簡単だ。

ちなみに、3の左側(西)は2キロぐらい進まないとJRを横断(北上)できない。しかもゆるやかに左カーブを描いているので、南に遠回りすることになる。これも注意したい。
京都の自転車通行で注意したいのは、京都駅周辺と桂川だ。横断を阻む川と人工物。次は、桂川の横断に触れたいと思っている。