樫原工房準備室

「らくらく自転車マップ」販売中です。樫原工房はいつ起業できるのだろうか。

京都駅南側(らくらく自転車マップ市内編)

桂川のことを書こうと思ったが、せっかくなので京都駅の南側を東西に通行する場合の注意点にしようと思う。

※写真が斜めになっているのは自転車に取り付けると斜めになってしまうので…見にくくてすいません。

油小路通の手前から河原町通を過ぎたあたりを想定。これもわかりやく3パターン。

 

  1. 八条通
  2. 東寺通
  3. 九条通

 

まず「1.八条通」。西←東は自転車の通行はできるが、西→東はほぼ不可能。いや通行はできるのだが、車道はタクシーの軍団で進行を遮られ、歩道はそもそも通行できるかあやしい。その上に歩行者、旅行者の群れに通行を遮られる。危険なので東に進む場合は油小路通から北に上がって塩小路通り、もしくは1本大通りを下がって「2.東寺通」から東に進もう。西←東の場合の危険ポイントを3つ紹介しよう。ひとつめの危険箇所が、竹田街道と烏丸通の間のバス停留場。停留場から観光バスが八条通に入ってくる。しかも、竹田街道で左折してくる一般車、観光バスも多いので竹田街道八条は要注意。ふたつめが歩道。歩道の通行も可能だが、左手の細い道から自転車が飛び出してくることが多い。三つ目が八条油小路。この交差点は左折レーンがあるので、歩道から横断する必要がある。車道を走ると危険なのがバスとタクシー。タクシーの路駐が多い上、ゆるやかな右カーブとなっているのでハンドル操作は慎重にしよう。後ろの車も暫時確認したほうが無難。

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八条油小路交差点

 次に「2.東寺通」。西→東への一歩通行。西洞院通烏丸通は生活道路(一方通行)になっており、スピードが出ないように道路が蛇行になっている。といっても裏道になっているので通行する車は多くスピードを出して蛇行する車もある。自転車で通行する時には後方を気にしたい。油小路東寺道の信号はやや待ち時間長め。上り下りの信号間隔がすこしずれているので、北方面の信号が赤になったからといって飛び出すと危険。烏丸東寺道の交差点はから西→東と進む場合は府道115号線の信号と相性が悪い。府道115号線の信号はすぐ赤になるので注意したい(交差点には交番があるので無理をしないように…)。直進するとさらに細い生活道路に。

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東寺通は一部生活道路になっている

最後に「3.九条通」。九条通は車道を走ればスピードは出るが、自転車が走りやすくはない。西→東の場合、九条油小路の交差点は、左折専用レーンがあるし、九条大宮の交差点にも、大石橋の交差点にも左折専用レーンがある。左折レーンの問題は、いろいろ議論になっている。(下記参考)

http://tanigu.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-02c0.html
「自転車は左折レーンがある交差点をいかに直進すべきか」警察に聞いてきた。(※暫定版 11.10追記あり)
(crossbiker's diary)

 左折専用レーンを直進するのは、法律上そうなっているといっても危険だし、車からしたら危ない自転車だなと思うだろう。かといって、歩道を走るのも、歩道橋を使うのも自転車の利点を生かし切れてない気がする。最悪は自転車を担がないといけないだろうし…

話を戻す。言いたいことは九条通は扱いにくい道路なので、初めて通行する場合には向かないということだ。九条河原町を東に行くと鴨川に架かる橋(九条跨線橋)になる。この橋、車道は狭い上にスピードを出す車が多い。歩道は自転車1台分ぐらいの狭さ。無理をせず通りたいなら、そのまま脇道にそれ併設する橋(東山橋)から鴨川を横断するのもよい。「パッチギ!」の撮影現場に使われた橋だ。

http://osakadeep.info/2010/01/06/111801.html
京都リアルパッチギ「東九条」 (1) 東福寺駅周辺
(大阪DEEP案内)

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脇道にそれる

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東山橋

さて、私がおすすめするルートを紹介すると「2.東寺通」が無難だと思う。鴨川を渡るなら、烏丸通か115号線(竹田街道)を右折して九条通にでて九条跨線橋か東山橋経由で東に進む。西に進むなら、「3.九条通」が走りやすいと思う。

次回は、京都駅北側かな…